あかしやあかしやあかしや


奈良筆ができるまで

奈良筆の特徴と筆の見分け方、筆の手入れ

~奈良筆の特徴~

奈良筆伝統の技法「練り混ぜ法」は原毛を個別に水にひたして固め、その筆の特長によって配分と寸法を決めて入念に混ぜ合わせるため穂先の仕上がりに絶妙の味をもった筆が生まれます。

~筆の見分け方~

筆の見分け方

筆の部分は専門用語で通常左記の図のように分けられます。

  1. まず穂先が鋭く尖っていること、穂先が割れたりせず良く揃っているか
  2. のどの部分が大きく膨らみ、毛が多すぎると墨を含みすぎて細い線が引けない(特に細筆の場合)
  3. 腹部は適当に膨らみを持っていること
  4. 腹部は筆圧(筆を紙に押しつける圧力)に応じて適度に曲がる強さであること
  5. 筆を手に持って、その重さ、長さ、太さ等が自分が書く文字・書体に適したものを選ぶこと

~筆の手入れ~

使用後の筆は紙で十分に墨分を拭きとり形をととのえ、そのまま乾燥させる。
購入後のサヤ(キャップ)を使用せず一般には竹のスダレ(筆巻)に巻いて風通しを良くして保存する。
特に羊毛の高級筆は、墨液の中の化学物質によって傷みが早くなるのでなるべく墨をすって使用するようにする。

~筆の規格~

穂の太さ(軸径)
分 類 号 数 穂直径(mm)
大筆用規格
(大筆・書初め用筆)
23号 約75mm
20号 約60mm
17号 約50mm
15号 約40mm
12号 約35mm
10号 約30mm
9号 約27mm
8号 約24mm
7号 約21mm
6号 約18mm
5号 約16.5mm
半紙用規格
(太筆・中筆・細筆)
1号 約15mm
2号 約14mm
3号 約13mm
4号 約12mm
5号 約11mm
6号 約9mm
7号 約8mm
8号 約7mm
9号 約6mm
10号 約5.5mm
穂の太さ(軸径)
穂の型状(長さ)
超長鋒 穂の太さの6倍以上
長鋒 穂の太さの5~6倍
中鋒 穂の太さの4~5倍
短鋒 穂の太さの3~4倍
超短鋒 穂の太さの3倍以下

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